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2017/9/13 7:58

古民家再生

最近、古民家のリノベーションの仕事が続いている。
今3軒目で、今月4軒目の着工となる。
古民家というのは、
単に古い民家というのんじゃなく、
・コンクリート基礎で無くて、石の上に柱がのっかっていたり、
・カモイ(扉の上の溝がある部材)が背の高い大きな梁で作っている。
・大黒柱がある。
など、色々な特徴がある。

耐震に対する考え方が、現在の筋違(すじかい)などの剛構造と根本的に違う。

今工事中の家がこちら。






築40年くらいだろうか。
ビフォーの状態は、とにかく天井が低くて圧迫感があった。
下は、工事前の写真である。


そこで、この天井を全部取っ払って、ドッカンと天井を上げることにした。
屋根を支えている丸太の構造梁をデザイン的にみせる。

上から2番目の写真にでているが、この家は、ちょっと変わった骨組の組み方をしている。
登り梁といって、水平でなくて棟に向かって登っていく丸太梁に屋根を受ける母屋梁を掛けている。

この母屋材まで丸太になっている。
丸太は、角材と違って基準を取りにくいので、
家の形に組み立てるのに、手間暇がかなりかかる。

その分、それを見せると、面白い造形となる。
これらを、覆い隠さず見せる空間づくりを、「こぶた」は目指している。